中山東峰から
本尊山から
明神山は、伊予市の真南、海辺にひときく大きくそびえるお山です。
国道56号線犬寄峠を走れば、海側にどっしりとした姿が必ず目に入ります。 けれど特別、案内もなく訪れる人も少ないので存在の割に静かです。
天童荒太の小説「永遠の仔」に明神山が登場します。 双海小児総合病院から主人公らが山登り療法に登った「明神山」がそうだといわれています。 小説では、山頂からは海が見える設定になっていますが、実際は見ることはできません。 反対側、中山方面の秦皇山や障子山などはよく見えます。 療養に登れるほど、広くハッキリとした登山道もありません。