へ行こう!
大磨山へ | |||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪ | |||||||||||||||||||
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①ケタ山からは少しの急坂を下ります。
ここでも境界杭が目印。
尾根を下る時が一番、迷走しやすいので、
GPSやコンパスが無い時は慎重に進みましょう。
②しばらく細い尾根を進みますが、
ここでも岩が顔を出してて邪魔してくれます。
でも、左(東)側がまた伐採地なので-
どんな景色が拡がってるのかと、
斜面に降りてみたら-
花山越の大・大伐採ゾーンでした!
このエリアで一番、広く、それも皆伐されてました。
弧を描く尾根に沿って、写真右の花山越まできれいに伐採されてます。
2年前(2008)に花山越を通った時もかなり伐採されてたけど、
重機やチェーンソーの音がうるさいほどこだましてました。
今日は下の方でチェーンソーが2、3台、うなってるぐらい静かでした。
ここから見ると井内の段々畑は、
かなり高いところにまで作ってあるんですね。
写真右の方には皿ヶ嶺の竜神平も見えています。
花山越をアップで。
昔は大根木峠とも呼ばれてました。
花山は上林側の集落名、
大根木は井内側の集落の名前です。
送電線が横切る八の字シルエットの鍵山を中心に。
伐採は鍵山の方まで行われた様子。
花山越へと下った尾根は鍵山から前々司、善神ヶ森と、
皿ヶ嶺連峰の主稜線に連結します。
大磨山はこの尾根のラインから少し離れたところにピークがあります。
③細尾根は木が谷へ傾いて育つので、
林が自然と左右に開いて歩きやすかったりしますが-
④岩がで~んと邪魔してるところは、
そりゃ、歩きづらい。
岩の上で振り返り、ケタ山と遠く小さく見える番駄ヶ森を。
「あそこまで帰るの、しんどいな~」とか、
弱音を吐いたら疲れてる証拠。
休憩しましょう。
⑤岩の小ピークから下ったらまたひと登り。
最後は膝丈のクマザサを踏み登りました。
切り株で見つけた今春初の蝶蝶。
羽の裏の模様が地味で蛾っぽいけど。
⑥上林・下林・井内の地区境のピークに到着。
このピークから花山越を結ぶ境界尾根までが伐採エリア。
斜面にマツが2本残されてたけど、なんとなく淋しそうで、1本は枯れてるし、もう1本も先端が枯れ色です。
ケタ山や大磨山を登る時は、花山越から伐採ゾーンを登ると早いでしょう。
斜面にスギなどの苗木が植えられていたら、必ず踏み折っちゃうので、伐採地の端っこを通るようにしましょう。
大磨山は伐採地に背を向けた西方向にあります。
尾根に沿って森に入る最初のところはササや雑木が邪魔しますが、入ってしまえば木の間隔が広く、歩きやすいです。
⑦岩ピーク。
石柱は頭に+が彫ってあるけど、
古い境界杭です。
「八二」の杭からまた下り。
⑧大磨山の森は古いようで、
おかげで木の間隔が広く、歩きやすいです。
⑨山頂目前の大岩はまた左から迂回。
岩より木が大きく育ってしまい、岩の上に立っても見晴らしはありませんでした。
そして最後の登りです。
⑩大磨山山頂に到着しました!
長細い山頂は全体的に植林されていて、
残念ながら見晴らせるところがありませんでした。
そこで西尾根を少し下ってみることにしました。
⑪まだ新緑の季節が来ていなかったので、
こんな風に透けては見えましたが-
なんとなく見えてる松山方面。
春過ぎには葉っぱで完全に塞がれ、
見えなくなってしまうでしょう。
西へ向いて下っていく境界境の尾根。
ひとりごと | ||
2年前、南にある鍵山を訪ね、その帰りに花山越を通りました。 伐採には、「主伐」、「間伐」、「除伐」、「皆伐」、「択伐」などがあります。 きれいさっぱり、伐採された空間は変に清清しいものです。 森に住んでた動物たちにとっては森が消えちゃうことは災難、いや、大災厄だったでしょう。 動物と云えば、大磨山山頂の手前で突然、どさ!がしゃがしゃ!っと、木の上から大きな音がして、なにかが逃げていきました。 それから、お山では弁当の食べ残しとか、絶対、捨てないように。 お猿さんにビックリさせられながらも、大磨山に無事到着。 |
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