へ行こう!
ケタ山と大穴 | |||||||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭ | |||||||||||||||||||||||||||
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①114番鉄塔から。
尾根伝いに進みますが、また踏み跡がありません。
間伐された枝葉に気を付けて森の中へ。
踏み跡が無いので大変そうでしたが、
東側が植林帯になってるせいで植生境ができてなんとか歩けました。
ひとまず、602m峰目指し、ゆるゆると登って行きます。
②東斜面が盛大に伐採された尾根に出ました。
伐採されてから数年経ってるせいで、雑木がはびこり倒し、
イバラな植物も多く、尾根も伐採斜面も歩行は困難です。
尾根から少し下がった西側の雑木林の方が歩きやすいです。
歩きやすいと云っても、こんな感じに混んでます。
木と木の間が広い場所やけもの道を選び、探検気分で抜けました。
葉っぱが茂る夏は一番苦労する区間かも。
尾根からあまり離れず、下らず、を注意して歩きましょう。
③伐採地を通り越してまた植林帯へ。
④602m峰を通過。
小ピークにあるのは境界杭だけ。
小ピークに登っては下る繰り返し。
602m峰のある尾根は南北に長いで、
通過するのに時間が掛かりますが、
高度差がわずかなので体力的には楽でした。
⑤小ピークへの登り。
岩がゴロゴロ・ゾーン。
キツツキにほじくられまくった倒木。
⑥今度の小ピークは落葉して日当たりもいい感じでした。
目指すケタ山が木立のブラインド越しに見えました(葉っぱが茂ったら見えなくなると思うけど)。
⑦鞍部まで降りて、また登り…ってところで、
ふと、足元を見たら、
尾根の上に肩幅ほどの平らな道がありました。
それも路肩に石を積んで造った道です。
こんな人工的な道は城址などで見られるものですが、
ケタ山に城址があったって話は聞いたことがないのし、
誰がなんのために整備したのかなぁ?
…と考え事しながら登ってたら、岩場に前を塞がれました。
直登は面倒そうなので、どうクリアしようかと見渡したら、
左に巻いて登る迂回路がありました。
さっきの鞍部から道が続いてたのでした。
⑧岩場を乗り越えたら、今度は石積み。
石積みの前を右にくぃっと折り返し登って尾根へ出ますが、気になる石積みです。
尾根へ出てまっすぐ登っていたら-
もっとしっかりした石積みにまた出会いました。
ここも石積みの前を右にくぃっと折り返し、先でまた折り返しましたが-
石積みを上から見ると平地が2段造られてました。
こんな山の中にわざわざ石を積んで、
誰か住んでたのか、なにかお祀りしてたのかな?
⑨石積みゾーンを越えたら、なだらかな植林帯へ出ました。
放置間伐の倒木に気を付けながら林を抜けたら-
またまた盛大な伐採地の上部へ躍り出ました。
伐採から間が無い様子で、歩きやすく、東向きの見晴らしも抜群です。
⑩伐採地の一番高い所には大きな岩が露頭しています。
写真を撮りに岩の上に載ると-
こんな素敵なパノラマが拡がりました。
正面は大熊城があった大熊山。
井内の谷の名所・段々畑・千枚田も見えました。
写真左から、大熊山、地蔵山、皿ヶ嶺連峰の根無山、
樽谷山、梅ヶ谷山、井内峠を挟んで、
善神ヶ森、前々司、手前に鍵山、
写真右端の鉄塔が乗った頂は陣ヶ森。
パノラマを楽しんだ大岩の隣には、なんとも不思議な大きな穴がありました。
車がすっぽり入るくらいの縦穴 or 凹みで-
谷側に通路っぽい凹みがありました。
凹み越し、真っ正面に大熊山。
谷側の凹みを通って穴に入ってみました。
切り株があるところを見ると、穴の内側まで植林されてたみたいです。
穴の周囲は大きな岩が積まれていて-
底に降りるとあきらかに人工的な石積みが…。
石積みの上の土砂は厚く載ってます。
山の上なので、後から埋もれたわけではないような。
こんな丸く加工されたっぽい岩もありました。
ますます不思議な穴なのでした。
穴の小ピークを下り、ケタ山ピークへ。
伐採地の端からまた尾根に取りつきます。
⑪急坂が待っています。
取り付く前に、後を振り返ると-
穴があったピークはかなりの急斜面の上にあることがわかりました。
でも、早く植林しないと、大雨降ったら崩れそうでちょっと心配。
急坂すぐに大きな岩が露頭したところがあります。
迂回路がないので慎重に岩の間を縫うように登りました。
こういうところは登りより下る方が面倒だったりしますね。
⑫ケタ山直前の小ピークをクリア。
下ると-
⑬また東側に伐採地。
尾根に沿って進み、
向こう側の森に入ってまた登ると-
⑭ケタ山山頂に到着しました!
山頂には今回の縦走で唯一の三角点。
「扇畑」三等三角点。
標高は、658.52mです。
木立のブラインド越しに、
最終目的地の大磨山が少し遠い感じで見えています。
山頂は様様な木々に囲まれているので、
見晴らしはありません。
大磨山のひとつ手前、左のピークを目指し、
南西方向へ下りますが、降り口は少し急坂です。
ひとりごと | ||
送電鉄塔からまたまた踏み跡が無くて尾根を外さないよう、慎重に歩きました。 伐採地以降は踏み跡というか、境界線というか、尾根の上は比較的楽に歩けました。 ⑦辺りから過去に人の手が入った気配がし始めました。 …そんな、あれこれ想像しながら歩いてると、面白いことに、その間は急な斜面も気にならなくなります。 軽くリフレッシュして伐採地に出たら、今度はあの大穴です。 |
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